はじめに
 3週間前くらいから、運転席側パワースライドドアが閉まりきらず、半ドアランプが点灯。ネットで調べるとモーターの性能劣化、モーター交換には工賃も含め数万と。

 思えばボクシー(トヨタ)も新車から今年で12年(来年ユーザー車検の予定)、前後のバンパーは、嫁と私であちこち擦り傷だらけ。(タッチペイント補修)
 他に助手席パワーウインドウの誤作動、純正ナビのDVD、CDスロット御臨終と、あちこちガタが。

 幸いスライドドアは、パワーオフスイッチがあり、手動開閉で支障はない。(開けるのが重いと、嫁から文句が出ているけど)

 次の買い換え(EV車?)まで、なるべくお金をかけない方針。(エンジンは快調)
 でも、この車のナンバーは長男の誕生日で愛着のある車。
 まだまだ、あと5年以上は乗るつもり。(下の子の給付金5万はタイヤ交換に)

 さて、11月最後のキャンプ、当初は、うるま市浜比嘉島(12月まで無料の勝連城、あまわりパーク見学も兼ね)にと思ったけど、遠いなぁと。

 南部、北名城ビーチ以外でないかなと思案し、あっ! サザンリンクス(ゴルフ場)だ。ゴルフ場の下は八重瀬町の玻名城(はなしろ)という浜。

 数年前、ゴルフ場から下る道路、駐車場、トイレが新しく整備されていたのを思い出し、あそこに設営できるんじゃ? と。
(2021年11月下旬、平日1泊)

 やはり、基本は大事
 ここは昔、コンクリートで浜に海水プールやレストランを作り、賑わっていたのだろうけど、今は、兵どもの夢の跡。

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 プールは2つあり、奥の方まで車で行ける通路があるけど、途中で崩れている。
 当初、通路の一番奥の広場に設営するつもりだったけど、崩落近くでもいいかと。
(これが少し失敗)

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 北東〜南側が海、よってテントの入口にするも、この季節、風は北をメインに北東か北西の風。日中は心地よい風も夜間は冷たい。

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 焚火とウイスキーを楽しみつつも、マルタイラーメンを食べ早々に就寝。これが一番奥広場(次回はここ)なら、風下側の入口でもオーシャンビュー、横着するなということ。

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 「テントの出入り口は風下」、この基本をおろそかにすると、自然は容赦なくキャンパーに試練を。(大げさだけど)

 それと地元民が散歩(日中、早朝)でこの通路を通るので、写真のように山側を空けておく必要あり。

 ウォッチング
 天気は曇ベース、ビールを呑みながら双眼鏡で海を見ると、ダイビング旗を掲げた和船が。へぇ〜、この辺りにダイビングサービスがあるのかなと、乗船客をよく見ると・・

 あらっ? 男ばかり6〜7人、しかも全員、イントラや職業ダイバーが着る黒スーツ。これはファンダイブじゃない。近くの漁船を見ると、その船にも潜水旗が。

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 あぁ、これは潜水調査だな。国か県かは分からないけど、漁業や海底ケーブル布設などに必要な地形測量又は作業をやっているのだろう。(翌朝も同じポイントに同じ漁船が)

 そのあと、リーフ沿いを見るとクロサギ2羽が海面で時折、頭を海中に。小さなイワシなどの小魚を狙っているのだろうけど、海での狩りを初めて見た。

 双眼鏡ウォッチングもなかなか面白い。

 あ〜、入らない
 バイクツーリング用として購入したローコットだが、ツーリングテントには不向き。コットを組み立てテントに入れようとするも入らない!(写真撮り忘れ)

 テントの中で組立てれば、何とか使えるけど、インナーテント生地をコットの脚が圧迫し、いずれ破れると予測。(今回はコンクリートサイトだから尚更)

 よって、ファミキャンで使う厚手のマットを。(これが快適)う〜ん、ローコットはスクリーンタープとワンポールテントでしか駄目か。

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 おー、ホタル!
 ラーメンを食べ体が暖まったところでトイレ(コインシャワー有り)に洗い物へ。
 帰り、下り坂で小さな蛍光色が浮遊中、えっ! もしかしてホタル! 

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 近づくと逃げずに私の左腕に止まった。
 やっぱり蛍! ふわっと、ホタルは舞い上がり、飛んで行った。たった1匹だけだったけど、驚くとともに、しあわせな気持ちに。

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 あいにくスマホを携帯しておらず、撮影する事は出来なかったけど、また会えるだろうと。

 あとでググると、私が見たホタルは陸生ホタルで本島には3種類、一年中見られるとのこと。(日本人がイメージするゲンジボタルなどは水生、水生の方が種類が少ないそう)

 また、「玻名城 蛍」で検索してもヒットしない。地元民は知っているのかも知れないけど、ここのホタルはあまり知られていないのだろう。

 おわりに
 BS−NHK「コズミックフロント」というサイエンス番組で地球の気候変動について見た。
 スパン(数十万~数百万年毎?)は忘れたが、地球は自身の地軸傾斜、太陽との周回軌道の関係で「寒冷期と温暖期」を繰り返していると。

 今は寒冷期(氷河期)が終わり温暖期(気温上昇)に移行。
 つまり、人類がカーボンゼロを達成出来たとしても、遠い将来、地球上の万年氷、雪が溶け出し、海面上昇で陸地の半分くらいが海に。(昔、アメリカも半分は海と化石から判明)

 う〜ん、人類が頑張っても駄目なのかと複雑な気持ちだが、脱炭素の流れは決して間違いではないだろう。

 でも、陸地が減るということは、宇宙への進出が加速することになり、数百年後、ガンダムの世界に描かれたスペースコロニーが実現しているかも。

 そう考えれば、温暖化も悲観することではないのかも知れない。
 あと、同じ番組で「レディ・サピエンス」も、なるほどと。長くなるのでまたの機会で。

 当日、夜間19時過ぎライダー2名が来たけど、先客として私が居たので、ここでのキャンプを諦め立ち去った。

 ここは夏場の夜、ヤンキー(古い?)や若者の溜まり場になっているのかな?
(あちこち、焚火跡が)

 だけど、これから寒くなる季節は、私のような酔狂でもない限り、ここでキャンプする人はあまりいないだろう。
 よって、春先までベースキャンプの1つとして利用したい。

 以上、玻名城ビーチ、潮騒がダイレクトに聞こえ、晴れていれば眼前のプールも映える良いロケーション、また、ホタルに会いに行きます。

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